熱帯魚水槽の背面に置くバックスクリーンを自作する方法です。自宅にパソコンとプリンターとハサミ、セロハンテープがあれば作れるのでとっても経済的です。(既にお持ちであれば)
今回バックスクリーンを作った理由は、市販のものを探していたものの、近所にちょうどいいサイズのものが売ってなかったからです。でも、市販の単色のスクリーンでなく写真で自作して正解でした。
バックスクリーンを使うメリット
そもそも、バックスクリーンを使うメリットは何かということですが、魚が際立つ、水中の写真を使えば奥行きが出る、ヒーターやエアーポンプなどの配線が目立ちにくくなるなど自然味が増して鑑賞がより楽しくなります。
印刷したところから解説します(^_^;)
まずは、インターネットで「水中 景色 淡水」などとキーワードを入力して画像検索し、好きな画像を見つけたらA4用紙複数枚に分けて印刷しておきましょう。
用紙は写真用紙でも普通紙でもなんでも構いません。
繋げて1枚にする都合上、つなぎ目の部分には同じ画像が映り込む様にしておきます。ぎりぎりで分けると、カットに失敗した時に隙間ができてしまうので。。
(画像編集になれてないと少々面倒かもしれません。ご要望が多ければ解説します)
印刷が終わったら、つなげるために余白をカットしていきます。
余白をカットしないと繋げられない
ハサミか、写真左手の裁断機を用意します。ハサミでも問題ありませんが、裁断機を使えば手早くまっすぐ切れます。
重ねた時に上になる一辺だけ、余白を切り取ります。
重なる部分には、双方、同じ写真の部分が1cmほど重なるように印刷しておき、重ねる方は1〜2mmほど重ねるつもりで端の写真の上を切っていけば、隙間無く綺麗に重ねていけます。
重ねて、裏からセロハンテープ
余白のカットが終わったら、絵柄を見ながら紙を重ねていきます。
うまく重ねられたら裏面からセロハンテープでペタっと貼って固定します。
ずれなければいいので、ガチガチに固定しなくて大丈夫です。
1枚の長いスクリーンが完成しました。
同じ要領で全ての紙を貼り合わせれば、バックスクリーンは完成です。
水槽の大きさによって枚数はまちまちだと思いますが、我が家の90cmスリム水槽、寿工芸「コトブキ レグラスフラット F-900S」の場合はA4用紙5枚を繋げてぴったりでした。
とても綺麗にしあがりました。
写真のバックスクリーンなんて、買ったら高そうですよね。プリンターさえあればほぼ無料(印刷に使った紙とインク代くらい)でこの仕上がりです(^^)
さっそく水槽に取り付けてみました。
さっそくすぎて水合わせ最中でした。ごちゃごちゃしててすみません(^_^;)
まずは取り付け前です。
水合わせ中なので、熱帯魚の入った袋が浮かんでいます。
浮いた袋以外だと・・・、水槽内のコード類や、後ろの壁が気になりますよね?
とはいえ、見慣れた風景なので、強いてコメントすれば程度だと思います。
こんどは取り付け後です。
写真の撮影方向が違うのですが・・・、見比べて下さい。
コード類が目立たなく、水槽内の奥行きが出て自然な景色が広がりました。
写真に水草が写っていただけのことはあり、水草も増えたような印象を受けます。熱帯っぽい雰囲気が出てきましたね(^^)
取り付けは水槽の後ろ、外側になんとかしてスクリーンを固定すればOKです。セロテープか、跡が付きにくいマスキングテープでとめてやります。
自作なら写真がおすすめ。
今回、バックスクリーンを自作しようと思ったのは、単に「市販では水槽に合うサイズが見つけられなかった」だけなのですが、写真を使って自作してみて正解でした。とてもいい雰囲気がでました(^^)
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